バーでアルバイトしてみる

経験者がバーテンダー初心者のための情報を提供

ビール好きの人のためのカクテルをバーテンダーがおすすめします。

ビールが好きなんですよね。分かります。

私も居酒屋に入ると最初の一杯はビール!この一口目が旨いので、何度も味わいたくて、ビール→日本酒→ビール→ハイボール→ビールみたく、間に別のドリンクを挟んでビール飲んでます(笑)

 

今回はビールをベースにしたカクテルを3つご紹介いたします。シャンディガフやレッドアイだけではないんです!もっと美味しいビールカクテルがあるんです!

 

 

1、ブラックベルベット

 

黒ビールとシャンパンのカクテルです。

少し甘めな黒ビールですが、シャンパンのさわやかさや苦みがちょうどよくマッチして上品でのみごたえのある一杯になっています。かなり贅沢ですが、ギネスとモエのブラックベルベットは本当においしいです。

 

 

2、カンパリビア

 

薬草系のリキュール、カンパリとビールのカクテルです。カンパリの持つ深みのある苦みとビールの苦みがかけ合わさって強いのどごしが感じられます。見た目も綺麗なオレンジレッドでバーの雰囲気も壊さずに飲める男の飲み物です。キレッキレです。

 

 

3、ビアスプリッツァー

 

白ワインとビールのカクテルです。

のどごしは減りますが、果実の味が嫌味なく混ざり、不思議とおいしさを生み出しています。白ワインの酸味も効いておりアルコール度数はビールより高くなるものの、ビールよりもぐびぐび飲んでしまう。そんな一杯です。

 

 

最後に

 

どれだけおしゃれなバーでも生ビールはおいてあります。

ビールしか飲まない人もいます。

ビール用におつまみも用意されています。

ビールは本当にうまし。

バーテンダーが教える美味しいノンアルコールカクテル

お酒が飲めない人でもバーの雰囲気を味わえるんです。バーは全ての人に居心地よく過ごしてもらうためにございます。飲めないあなたも大切なお客様です。

 

ノンアルコールでも美味しいカクテルはたくさんありますので今回は3つに絞ってご紹介します。

 

1、シンデレラ

 

甘酸っぱさとコクがあるカクテル

レモン、オレンジ、パイナップルをシェイクしてつくります。お店によってはすべて生絞りで作ってくれるので新鮮でうまいです。私も二日酔いの時には飲んでみたり。

おつまみとよく合います。

 

 

2、フロリダ

 

甘酸っぱさと軽い苦みがちょうどいい大人のノンアルコールカクテルです。

レモン、オレンジ、ビダーズ(苦味エキス)をシェイクして作ります。甘すぎるのが苦手な人には丁度いい一杯です。

 

 

 

3、サンセットピーチ

 

見た目が綺麗な夕焼けの色です。

ピーチジュースとウーロン茶、シロップで作ります。

こちらも甘さとお茶の苦みで後味スッキリとした一杯です。

 

 

最後に

 

実はバーにはお酒が飲めない人は結構いらっしゃいます。その際には飲めないことをお伝えくださいますとこちらもオリジナルのカクテルを提供することができます。季節のフルーツを使ってシャーベット風にすることもありますし、ぜひバーにいらっしゃってください。

ウイスキーってなに?熟成年数とは?

ウイスキー蒸留酒の一種です。アルコール度数は40~50度になります。

 

ウイスキーは大麦、ライ麦、トウモロコシを発芽させます。

 

発芽させた麦芽モルト)を発酵させます。

 

発酵させたものを蒸留します

 

蒸留させた液体を樽に保存し熟成させます。

 

完成です。

 

 

ウイスキーボトルに書いてある年数は何?

 

熟成年数です。

10年と表記のあるウイスキーは樽の中で10年間熟成したものになります。

 

 

なぜ熟成させるのか?

 

味がまろやかになるからです。

 

なぜなら

樽の中にある水分は徐々に樽の外側へ蒸散していきます。その際に水分に溶け込んだ不純物が同時に排出され苦みが少なくなっていきます。

 

樽の内側を焦がしてあるので、焦がした色がウイスキー琥珀色をつくり、炭化した木によって酸化熟成を進めていきます。

 

 

最適な熟成期間はあるの?

 

あります。一般的に12年がちょうど良い熟成年数であるとされています。

 

熟成年数が少なければ若いウイスキーでとげとげしい味になりますし、多ければ、よりまろやかで刺激の少ない味になります。

 

ただ、アイラモルトのように、個性的なシングルモルトでは熟成させすぎることは個性を失ってしまうことがあるので、必ずしも熟成年数が多いから良いというわけではありません。

 

飲み手の好みによって熟成年数は決まってくると言えます。

 

 

最後に

 

ウイスキーがどんなものか想像がついたでしょうか?

ウイスキーには産地によって全く味わいが違います。

 

世界五大ウイスキーにジャパニーズウイスキーがあるので、日本国民としてジャパニーズウイスキーには詳しくなっておきたいですね。

 

こんなお客さんは嫌だ(バー)

こんなお客さんは嫌だ。バーテンダーとしての実体験を基に例を挙げていきます。始めてバーに行く方は少しだけでも注意していただけたら嬉しいです。

 

3つに絞ってあげていきます。

 

 

その1 声が大きすぎる

 

バーは雰囲気を大事にしています。暗い照明の中、美味しいお酒を飲み、ゆっくりと時間が流れていく場所です。デートに使われる方、一人で誰とも話さずに飲まれる方、友人同士で込み入った話をされる方、そんな人たちがいます。どうしても大声をあげたければ居酒屋に行けばいいのです。くれぐれもはしゃぎすぎないようにお願いいたします。

 

 

その2 女性のお客さんに絡む

 

バーでの出会いを求めて、他のお客様に絡む人。オーセンティックなバーにいらっしゃる女性の方は出会いを求めているわけではないことがほとんどです。せっかくの常連さんに不快な思いをさせる新規の方にはご遠慮願います。

ただ、バーの常連になってふとした拍子に他の女性客と出会うことはあるでしょう。バーでの出会いはそういうものです。バーテンダーとして話のきっかけをつくることもあります。スマートな出会いをしていただければ嬉しいです。

 

 

その3 ものすごく忙しいときに会話をしてくる

 

バーが繁盛していると、ピーク時には忙しなく動き回らなければならない時間があります。もともと業務の内容は少ないのですが、一気にオーダーが入ることと席の片付け、お客様の入店などが重なってしまうときがあります。ほんの10分程度で落ち着くことがほとんどですが、そんなときに話しかけられるのは嬉しい反面、後にしていただきたいと思っています。できれば少し待っていただけると幸いです。

 

 

最後に

 

お店全体の雰囲気を大事にしていますから、他のお客さんに迷惑にならないようにお願いいたします。そして、あなたも一緒にバーの雰囲気を作っていただけたら本望です。