バーテンダーにバーテンと言ってはいけない理由。バーテンはバーテンダーの略?
用語解説
バーテンダーという言葉は
Bar(バー)とTender(世話をする人)という言葉を組み合わせています。
これらの言葉には特に駄目な理由はないのですが、
バーテンという呼び方は
バーとフーテンという言葉が組み合わさってできている言葉です。
ここで問題となるのがフーテンという言葉
差別用語なんですね
フーテンとはもともと瘋癲と書き、精神状態が異常なこと及び、そういった人をさした。ここから1967年の夏、新宿東口に集まる長髪にラッパズボン、(妙なデザインの)サングラスといった格好をし、定職にも就かず、ブラブラしている無気力な若者集団をフーテン族と呼ぶようになる。瘋癲がカタカナ表記されたフーテンはこうしてアメリカのヒッピーに近いイメージで使われた。
つまりバーテンというのはバーテンダーの略ではありません。
何気なくバーテンさん読んでしまいがちかもしれませんが、気をつけていきたいものですね。
ちなみにバーテンダーは国によってバーキーパー、バーマン、女性に限ってバーメイドと言われることがあります。欧州のほうではバーキーパーが主流のようです。
最後に
バーテンさんと言われて特に気を害するわけではないですが、バーテンを連呼されるのはあまり気の良いものではありません。みなさんもバーに行く機会に備えて気に留めてくださいね
バーに行く前に知っておきたい用語はほかにもあります。良かったらご覧ください。