なぜ若者はお酒を飲まなくなったのか?
なぜ若者はお酒を飲まなくなったのでしょうか?私が働いていたバーでは年配の方がよく愚痴を漏らしています。まず、上司と飲みに行くことがなくなった。飲みの席に来たとしても、お酒を頼まない。つまらない若者たちだ。
果たしてこれらの理由はなんなのでしょうか?
考察1 若者に主張できる力がついた。
今までは目上の人の言ったことは絶対で、厳しい上下関係がありお酒の席についていくことはマナーとし受け止められていたのでしょう。今では平等性が重要視されて飲みに行きたくない人はNOと言える世の中になってきのではないでしょうか。一億総活躍プランによって女性がもっと社会で活躍できるように配慮されてきたことや、近年LGBTの認知や受け入れ態勢を整えることが世界的な流れになっていることは、ひとりひとりの個性を尊重していくことに繋がっています。その社会的な流れから、個人が主張する力がつき、若者が飲みに行くことが少なくなったのではないでしょうか。
考察2 バブルを経験していないから。
年配者が「俺たちの若いころは飲みまくっていた」と言われますが、当時はバブル期であったため飲み屋街も非常に繁盛しており、世間的に浮かれていたからだと思われます。今の若者たちはデフレの中に生まれデフレスパイラルの中を生きてきました。バブルのような景気になれば若者も飲みに出ていたはずです。
考察3 ゆとり教育の弊害
ゆとり教育ではのびのびと個人の力を伸ばすために授業日を減らしたり、指導要領を簡単なものにされていました。学校教育では言われたことをしっかりやる子がいい子と評価されるため、ゆとりをもった子供たちはそのような評価から少し遠ざかる結果になったのではないでしょうか。結果、周りとの調和よりも自己主張を優先するような若者になっていったのかもしれません。
最後に
アルコールが苦手な人にも飲めるようなお酒はたくさんあります。
お酒の席はコミュニケーションの場としていつまでも存在しているでしょう。
少しでも、世代の違う人たちと調和がとれたらいいですね。
はじめてバーテンダーと話してみる
バーテンダーとの会話を楽しみたいと思う方、いらっしゃると思います。今回はどうやってバーテンダーさんと会話をするべきか注意点をお教えいたします。
Q 話しかけて迷惑ではないか?
A 迷惑ではございません。
むしろ、どんどん会話を楽しみたいと思っているのがバーテンダーでございます。ただ、本当に忙しいときに話しかけられるのは嬉しいのですが、対応が難しいので、お控えくださいませ。
Q 話しかける、ベストなタイミングは?
A 暇そうなときです。目が合ったときもベストタイミングです。
バーテンダーさんはお客様の顔の向きや目線を感じ取って、会話のタイミングを掴んでいます。感じ取ったときは、こちらから話しかけることが多いですが、、、
Q 初めは何を話せばいいの?
A なんでも大丈夫ですが、お店はどれくらい続いていますか?やお酒が全然わからないんですが、美味しいものを教えてくれませんか?などが自然でしょう。
一度、会話がスタートすれば、バーテンダーさんは話のプロですので、どんどん話を広げてくれます。本当に面白い人が多いですし、聞き上手なので相談事もたくさん聞く機会がございます。
Q 聞いてはいけないことはある?
A 特別ございません。
最低限のマナーがございましたら、何を聞いていただいても大丈夫です。お酒の席ですので、無茶な質問や要望には慣れっこですから耐性は持ち合わせております。
最後に
バーテンダーさんはお客さんとの会話を楽しみにしています。
バーの楽しみ方は人それぞれです。
バーテンダーと仲良くなると新しい居場所が見つかるかもしれませんよ。
はじめてバーでお酒を注文する
ぜひとも注文してみたいお酒をご紹介いたします。バーにはそれぞれこだわりがあり、カクテルはバーテンダーさんの腕の見せ所です。その中でも特に初心者から上級者まで楽しめるカクテル5選です。
それではいきましょう
その1 ハイボール
言わずとしてた、カクテル、ハイボール。ウイスキーを炭酸で割っているだけですが居酒屋で飲むハイボールとは全く違います。断トツでおいしいです。というのも、多くのバーではハイボール用にウイスキーを冷凍庫で冷やしているんですね。これが結構みそだったりします。アルコールなので冷凍庫で冷やしても凍ることはありません。
最後にレモンピールで香りを付けたら、女性でも美味しくいただけるハイボールの完成です。おすすめはジェムソン(アイリッシュウイスキー)のハイボールです。
その2 ジントニック
はい。これは最もバーテンダーがこだわるカクテルの一つです。ライム、ジン、トニックが材料なんですが、材料の種類、分量、作り方、すべてにこだわります。バーテンダーの本気の一杯をぜひ飲んでみてはいかがですか?
上手なバーテンダーさんが作るとほろ苦さと甘みと酸っぱさが絶妙な加減になります。
私も始めていくバーでは必ず頼んでいます
その3 モヒート
さわやかでスッキリとした夏のカクテルです。
ミント、ライム、炭酸、ラム、シロップで作ります。ミントをすり潰してつくるので清涼感が抜群です。クラッシュアイス(砕けた氷)を使用するので見た目も綺麗。これもバーによってレシピが全然違うので飲み比べてみると面白いと思います。お店によっては季節のフルーツをミントと一緒にすりつぶしてオリジナルのモヒートを作っていることもあります。例えば、マスカットモヒート、ピーチモヒートとか。
その4 ソルティ・ドッグ
非常に飲みやすく、グレープフルーツの爽やかさと酸っぱさがアルコールの重さを綺麗にまとめています。グラスの淵に塩を付けているのでアクセントも効いていてどんどん飲めちゃいます。グレープフルーツとウォッカで作ります。男性諸君は女性におすすめすべき一杯です。私は女性にこれを奢ります。
その5 おまかせで
おまかせは最強かもしれません。そのバーテンダーが一番得意なものを作ります。おまかせと言うと、必ず好みを聞いて下さいますので、あなたの好みに合わせて作ってくれます。好きなフルーツや、甘さ、アルコール感の強さを伝えるとよいでしょう。
バーによっては季節の果物を仕入れていて、その場で果汁を絞ったり、果肉をミキサーにかけたりしてカクテルを作ります。
白桃とシャンパンのフローズンカクテルとかがでてきます。
もう美味しそうですよね。
今回は以上となります。他にもおすすめのカクテルはたくさんありますし、バーはまだまだ奥の深い場所だと思います。それでは!
はじめてバーに行くとき最低限知っておきたいこと。
今回は初めてバーに行くときに知っておきたいことについてです。
私が大学生の時に初めてバーに女の子を連れて行ったときのことを思い出しました。当時は初めての経験でしたので振り返ると、全くスマートではなかったと思います。
それではいきましょう。
1、席は勝手に座らないこと。
基本的にはバーテンダーの方が案内してくれます。
常連さんの固定席があったり、お客さん同士でもめ事が起こらないように配慮して席に案内してくださいます。
2、腕時計は外すこと。
バーでは一枚板がカウンターに使われていますので、木に傷がついてしまいます。席に着いたら、サラッと腕時計は外しましょう。なお、酔ってしまって置いて忘れないように注意しましょうね。
3、注文の時は、どう頼むのか分からないと言いましょう。
お酒に詳しい人は稀です。ほとんどのお客様はお酒の名前が分からなかったり、カクテルの名前も知りません。お客様の好みを聞き出して、一番おいしいお酒を提供するのが、バーテンダーのお仕事です。
4、30分で1杯ペースで。
お店の売り上げの話にもなりますし、また30分以上たつと、氷が解けて水っぽくなってしまったり、適温でいただくことができなくなってしまいます。特にお店が混んでいるときにはだらだら飲むのはおすすめいたしません。
5、お会計はカウンターで座ったまま。
お会計はカウンターでするのが基本です。お会計を済ましたら一息ついて席を立ちましょう。
そして、バーに見惚れた私はバーテンダーとして2年間働きました。
バーテンダーはモテるかどうかよく聞かれます